即日キャッシングは「今日お金が欲しい」というような人にとって非常にありがたいものとなります。
融資の申し込みをしたその日のうちに審査が開始され、その中で融資可能と判断されたのであれば最短30分などで借入ができるようになります。
ただしかし、これはあくまでも審査に通過できればの話だということは知っておきましょう

消費者金融であろうとも銀行であろうとも、即日キャッシングを事業として営んでいる事業者は借り入れに際して本当に返済できるかどうかということをチェックします。
もしそこで返済の可能性が低いとして判断されてしまった場合には、やはり融資を受けることはできません。

そしてここで融資を受けられない可能性が非常に高い人として扱われているのが「ブラック」と呼ばれるような人です。
これはつまり個人信用情報に金融事故の情報が記録されてしまっている人のことですが、こうした人は過去に問題を起こしている以上、信用が著しく低くなってしまうのです。

万が一借り入れができたとしても審査は非常に厳しく行われることが予想されますから、即日キャッシングの業者であると言っても申込みをしたその日のうちに借り入れられる可能性はほぼゼロだと言って良いでしょう。

何をするとブラックになってしまうのか

ではここまでで述べたことをもう少し詳しく見ていきましょう。
まず確認しておきたいところとなるのが「そもそも何をしたらブラックになるのか」ということです。

先ほど金融事故を起こした人がブラックになるというように述べましたが、この金融事故という言葉も普段ではなかなかなじみのない言葉でしょう。
この金融事故と言うのはざっくりと言ってしまえば契約違反のことです。

例えば即日キャッシングを含む融資においては必ず金銭貸借の契約書を作成しますが、そこではさまざまなことが規約として設けられています。
返済日の設定や返済時の利率の設定などは特に重要で、これらを全て間違いなく履行してくれる顧客でなくては金融機関は安心して借り入れを許可することが出来ません。

万が一返済日までに返済ができないということになってしまえば滞納という契約違反になりますし、利息を支払っていくことができずに債務整理をされたのであれば、それは一方的な事情で契約を無効化したり借り入れている債務を減免したということで契約違反と言うことになるでしょう。

こうした契約違反がされた以上金融機関は個人信用情報にそのことを記録しなくてはならず、個人信用情報に金融事故の情報が残っているのであれば、金融機関はその人はブラックだと判断するようになりますから融資をしなくなってしまうのです。

ブラックの情報を黙っていれば隠し通せる?

さて、そうした中で時折見られるのが「ブラックであることを黙っていればばれないのでは」と考える人です。
確かに自分からは言いづらいことでしょうし、黙ったまま審査を受けるということができないわけでもありません。

ただしかし現実としてみればブラックであることを黙っていても、審査の中では必ずそれがバレるようになっています。
これは個人信用情報を管理する信用情報機関に加盟している金融機関は、必要に応じてそこに蓄積された個人信用情報を照会することが出来るからです。

情報を照会されてしまえばそこに記載されている金融事故の情報は必ず筒抜けになりますから、黙っていたとしても必ずバレます。
また「信用情報機関は一つだけじゃない」ということでかつて金融事故の情報を記録された信用情報機関とは別の機関に加盟している金融機関に申込みをして即日キャッシングを利用しようとする人もいますが、これもやはり不可能です。

確かに国内の主要な信用情報機関は三社ありそれぞれで独立して情報を収集しているのですが、金融事故の情報に関してはCRINという情報共有システムによって常に共有されています。

そのためどこかで金融事故を起こしたのであれば他の信用情報機関にもそれが伝わり、結局はほぼ全ての金融機関が金融事故の情報をチェックできるということになっているのです。
こうなっている以上、ブラックであることを黙って審査を通過するのは不可能と言えます。

ブラックでも利用できる即日キャッシングはある?

とはいえいくらブラックとして扱われていても「今日すぐにお金が必要だ」というような事態はあり得ます。
そうした場合にはブラックでも借りられる即日キャッシングが必要だということになるのですが、実際のところ最初にも述べたようにそうした即日キャッシングはほぼありません。

即日キャッシングとしてお金を借りるには審査をスムーズに通過することが出必要最低条件であり、そしてブラックとなっている以上審査をスムーズに通過できるということは期待できません。
ちなみに時折「ブラックであっても即日融資します」と看板を出している業者もいるのですが、そうした業者を利用するのは慎重に判断するべきでしょう。

ここまでで述べてきたように、一度ブラックになってしまった人に対して金融機関は非常に厳しい目を持ちます。
それは消費者に意地悪をするためではなく、その金融機関の経営安全性を保つための自衛策です。

もしそうした安全策を何も考えずに融資がされるということになると返済不可能な人にどんどんお金を借りられてしまい、結局お金を返済できる顧客がお金を借りられなくなる事態が発生することになってしまいます。

このように一度金融事故を起こすとその情報が残っている限り基本的にお金を借りられなくなるわけですから、借り入れの際には必ず収支のバランスを考え自分が金融事故を起こしてしまうことのないように常に注意しましょう。